【縁起】
現在の接骨院の建物は平成八年の十一月に完成し、現在に至るのですが、それ以前は今の駐車場の道路側に治療室、その隣に母屋がありました。その旧治療室は、昭和五十七年に完成し、それ以前は旧社屋の二階で施術を行っておりました。開院したのが先代の院長であります山家忠、副院長を山家のり佳が務めておりました。
では、山家忠氏夫妻が初代か?と申しますと、もっと北八にはルーツが隠されているんです…。
前述しましたとおり、実は、副会長の山家のり佳氏の叔父に当たられます御人に遠藤順臣(えんどうじゅんしん)氏という方がおられました。
この御人、中々の人物で、戦前の時代になるのでしょうが、岐阜県のとあるお寺で、骨盤と脊椎の調整法を修行なさっていた方だったそうで、同期の桜には有名な骨盤調整法の治療家であります、「五味雅吉」氏もおり、苦労しながら習得なさったのだそうです。
北八の骨盤矯正の根源はここからきているのです。
ここでもうひとつ、北八の鍼灸治療についても述べたいと思います。北八の鍼灸治療は、相談役として、院長である山家士郎の師匠であり、その奥様の山家京子(鍼灸師)先生のお父上でもあります、富田馨氏の指導のもと治療を行って参りました。富田馨氏がいかがな人物かと申しますと、1929年福島市出身、血の気盛んな青年時代を「満蒙開拓義雄軍」で過され、中国医師、鍼灸師として中国にて活躍されました。
戦後、昭和30年代に帰国され、福島市で鍼灸院を開業、テレビ番組「特ダネ登場」にも何度も出演され、一世を風靡しました。其の他にも日中友好運動に時間を見つけては積極的に活動し、中国の鍼灸治療法を日本中に知らしめた第一人者ともいえます。その活動内容は、ここ仙台市を始めとし、北は北海道、南は沖縄までと各駅前で「中国鍼灸相談コーナー」を設け、中国の医療の一部を知らせる活動を押し広める中で、人々の健康を保持し病を治し、3年あまりこの活動を続けられたそうであります。まさに現在の鍼灸治療のパイオニアと言えるのではないでしょうか。
こうした歴史が北八接骨ハリ・キュウ療院の背景に存続し、先代、先々代から受け継がれた技術を継承し、更なる工夫と試行錯誤を凝らしながら現在に至るわけなのです。
治療の所要する時間は、症状にもよりますが平均三十分程度の主に手技による治療を誠心誠意に行っております。
「手技」の内容は主に、初代より継承されてきた「骨盤矯正・脊椎矯正」であり、老若男女問わずに0歳~百歳まで誰でも施術可能な治療であり、本物の条件とも言われている「単純・即効・万能・無条件」に当てはまる治療法であります。特に「腰痛・スポーツ障害・メンタルケア等」の治療効果においては皆様より長年にわたり好評を頂いております。
また、鍼灸院ではございますが、主は「骨盤矯正」を行っております。ご希望で鍼灸も併用されたい方はお申し付け下さいませ。
- 【院名】
- 株式会社 北八接骨ハリ・キュウ療院
- 【院長】
- 山家 士郎
- 【所在地】
- 〒981-0933 仙台市青葉区柏木3-5-14
- 【連絡先】
- TEL:022-271-6028/FAX:022-739-8864
- 【交通機関のご案内】
-
[市営バス]
仙台駅前仙台ホテル前(24)小平町経由北山行きに乗車、小平町龍雲院前で下車、東へ徒歩300m
[ タクシー]
国道48号線から土橋通りに入り、4つ目の信号を右折、直進300m左側
[ 駐車場 ]
12台分完備